*大失敗*

今日復習したリンゴのタルト。
完全に失敗です。
学校でも、個人作業で、料理教室みたいに先生に手伝ってもらうことはないのですが、それでもちゃんとできたのに、家でまったく同じように作ったら、全然出来が違うんです。

先生に言われたタルト生地のフチは、均一にナナメに１つつまむごとにまわして、うまくいったように思えたのですが、リンゴの２周目のリングを大きくした方がいいと言われたの意識して並べたら、なんだかくずれやすくて、何度もはずしてやり直し、ようやくおさまり３周目と進みました。

網がないので天板を使って焼いたのですが、網と違って天板だと、そこが分厚い型と同じことになってしまうので火の通りがよくないと言われたのですが、ないものは仕方なく天板に乗せて焼きました。
同じ通りの温度設定で、同じ時間でひっくり返したのですが、様子をみているとリンゴとリンゴの間から水分がすごい量でてきました。うえにグラニュー糖をたくさんまぶしてコーティングしているのに、水分がどんどんあふれてきて、タルト生地にかかってしまいました。
しかも、同じ時間焼いたのに、焼き色がついてない。
焼き色がつきにくい原因はリンゴの薄さにあると言われたので、リンゴが厚かったのかな？と思って、焼き時間を延ばしましたが、のばしてものばしても焼き色はキレイにつきません。
どんどん水分がでてきてタルト生地がこれじゃふやけちゃう！と思って、ある程度で焼き色はあきらめオーブンから出しました。
冷凍庫で冷まして、型をすべてはずし、ナパージュを塗ったのですが、自分で作ったナパージュはジャムにチャンクが入ってて、うまくぬれませんでした。
塗ってしまったあとに、もう一度あせって作り直して漉してみたけど、ナパージュはどろっとしているのでうまくこせず、焦る一方。するする学校みたいにいかなくて、何度も作り直してようやくうまくのびるようになりました。
水の量は多すぎても少なすぎてもだめと言われたので、分量は守りながら様子をみて、作り直しました。
なんだか見たカンジおいしそうに感じられなくて大ショックです。
明日、もう一度作り直します。

カルヴァドスをできたら明日買いにもいきたいんだよね。デモだけで実習ではなかったノルマンディー風タルトも一度は練習しないと！せっかく先生にわからないところを聞けるチャンスがあるのだから時間がある限り、できるだけのことはしたいです。
ジャムは仕込みが一晩かかるので、今仕込み終え、明日作るつもりです。
大量にできあがると思うので、フランボワーズジャムが手にはいったら作りたいと思ってたヴィクトリアサンドイッチケーキを作りたいと思います。
時間があればだけど。
あと、プリンの新しいレシピがうかんできたので、それも試作したいです。

やっぱり家庭用のオーブンと学校のオーブンじゃ同じ温度でも熱のこもり具合や、ガラスの反射具合やクセとか違うから、まったく同じに考えちゃだめなのかな？
前回のプリンも学校より結局２０度上げるのがいいってことになったので、温度の実験もしないと。

リンゴが時期が終わりなので、なかなかいいリンゴが手に入らず、もうすぐまったく手に入らなくなるので今練習しないとですよね。

料理のことで頭が本当にいっぱぃでパンクしそう。その上、新しい生活がプラスされて毎日ぐったりしてます。本当、貧血気味。
でも、おかげですくわれてるかな。ショックなこと続きで、本当は大声で泣きたいのに、料理が私を救ってくれる。無心になれる。
そうすると忘れて疲れて、あとは寝ちゃう。
料理があってよかった。１６のときに楽しさを知れて今こうしてるって幸せなのかも。
いつも最年少で、どこへ行っても常識も、慣れもなくて、落ちこぼれを感じてばかりいました。
それでも結局料理する。やっぱりどこかに救いがあるのかも。料理そのものに。
おぼれてる私をひろいあげてくれる存在。やっぱり切れないもの。
好きじゃないのに無理して好きなふりしてるってよく言ってしまうけど、なくなったら困るな。知りたいこともまだまだたくさんあるしね。
満足いくものはまだまだ先にありそうだし。

xx
Anna